愛知環状鉄道は岡崎市、豊田市、瀬戸市、春日井市を結んで運航しています。駅数は23、列車本数は平日172本、土日は151本、休日166本走っており、令和6年度の輸送人員は約1,708万人で、第3セクターの鉄道で最も多いそうです。1日の輸送人員は、愛知万博の時に最高の53,890人、コロナ前は51,463人まで伸びていましたが、コロナで大きなダメージを受けました。
50,000人を超えていた乗客数が、35,970人となり打撃を受けましたが、徐々に回復の兆しがみえ、令和7年度見込みでは47,558人という数字まで戻ってきました。いかに皆様に利用していただく鉄道会社を目指すかということで、株式会社代表、関連市の首長、県議会議員、県の都市交通局が一同に会し、現状把握とこれからの課題を話し合い、より良い鉄道会社を目指します。
今回はエレベーターの設置状況について話しました。バリアフリーに基づく基本方針では、利用者が3,000人/日以上の駅には100%設置を目標としており、中岡崎、瀬戸口、中水野の3つが該当しております。バリアフリー基本構想の生活関連施設に位置付けた場合には、国が2分の1,自治体が2分の1の支援が受けられることとなっており早期の設置が望まれます。
私も愛環に乗って高蔵寺駅から中岡崎駅に向かいました。多くの高校生や大学生、トヨタ関連の社員の通勤の足ともなっており、更に利用客を増やすことが課題です。特に今年は愛知万博から20年が経ち「愛・地球博20祭」が開催されています。ジブリパークも人気が高まっており、復刻車両の運行、電車カード・ペーパークラフト等のオリジナルグッズもあります。盛り上げに応援していきます。